大阪に来て、2年と半年が過ぎた。

ずっと、大阪に居場所を持たなかった。月に2度は京都に行ったり、東京に行ったり。なぜか、大阪を離れた。

関西弁はこわい。

あの羽衣着せぬ物言いに、いつも一歩引いてしまう。

もっと穏やかに、ほっこりとしたコミュニケーションをとりたい。

今でも30分かけて梅田に出てくると、すごくワクワクする。あ、都会だって。わたしは今、大阪にいるんだっていう事実を再確認する。一方東京から帰ってくるときには、ほっこりする場所に変わる。実は圧倒的に人が少なくて、時間がゆっくり流れているのだ。

ようやく大阪を好きなれた。

それは間違いなく、ようやく居場所ができたから。誰かがずっとかまってくれるわけじゃないから少し寂しいかもしれないけれど、コミュニケーションがなくても、その場にずっと居るのが好きだ。軽く話して笑いあったり、ご飯に行ったり、そこで頑張るのが好きだ。

多分、ずっと寂しかったんだと思う。どれだけ京都や東京にコミットしたって、自分の100は、その場にいる人の60くらいでしかなかった。理想を想いだけで語り、行動する力なんて、ものすごく儚い。一瞬でなくなる。どれだけ仕事をするかじゃなくて、どれだけの頻度、顔を付き合わせるかの方が圧倒的に強固。

残りの1年半、ここにいる時間をすごく大切にしたい。大阪が好き。